オイルマッサージってさー、何がいいの?
今日はよく晴れている。気温は低いけど。
雪国の出身ではあるが、実は寒いのが苦手である。
えぇ~雪国の出身なのに?とつっこまれそうだが…
苦手は苦手。慣れと苦手は違う。確かにここ神奈川ではあまり雪は降らないけど、身を切るようなドライな冷たさは別物。でも慣れはあるようなので、ヒートテックだのセーターだのを着こむと暑い。少し歩くだけで汗が出る。
お客様にも下着、ヒートテック、シャツ、セーター、パーカー、コート…と真冬はマトリョーシカかよ!って突っ込みたい人も多々。洋服入れのカゴがてんこもりなんである。
さて、今日はマッサージについて。
私はそもそもどういうマッサージをしているのか?というと、オイルマッサージなのである。
うつぶせに寝てもらい、脚や背中、肩、腕などなどにオイルを薄く塗布し、押すのではなくリンパを流すマッサージ。
「マッサージ」と聞くと、白衣を着たおねーさんが親指でぐいぐい…というのをイメージすると思うが、その「親指でぐいぐい」のせいで、揉み返しに苦しむ人もいる。
強い力で筋繊維を傷つけてしまうことね。そりゃそうだ。人間は意外と壊れやすい。
オイルマッサージの良さっていうのは、先も言った通り「押すのではなく、流す」のである。点ではなく面でやる。面の方が強い力をかけてもダメージを与えにくい。それこそが「すっきりするのに痛くない」マッサージを生み出せるのである。
ちなみにリンパってよく聞くけどなんやねん、って人のために簡単に言うと、リンパは血管同様に全身にめぐらされているもの。ただし、酸素を運ぶ血液と違ってリンパが運ぶのは老廃物。血液の方は心臓がポンプの働きをして頑張ってくれてるから、全身をめぐるのに約40秒~1分。対してリンパは筋肉と連動するし、ポンプ役の心臓もいないから12時間とかかかる。筋肉の動いてないタイプの人はもーっとかかる。心臓と違って停滞しても死にはしないし。
必然的に立ちっぱなし、座りっぱなしみたいな仕事人はこいつに悩まされる。お客様も大体どっちか。なら「動き回る」仕事は?運動になりませんかね、へへ…と聞いてきた営業さん。「手を振って、歩幅を大きめにして、常に姿勢よく」なら運動になるけど、やってない人の方が多いんじゃ?
停滞したリンパは頑張って戻ろうとかしないのである。お盆のUターンラッシュみたいに渋滞しちゃってるのである。でも人間なら仕事があるし…って片側交互通行だろうが5キロの渋滞だろうが、なんとかどうにか時間かけてでも帰ってくるが、リンパくんは不真面目だ。
「通れないからここで休んじゃおーぜー」ってな具合にそこにいついてしまう。これが「むくみ」の原因。
そこを私が「はーいそこで立ち止まらないでくださーい、ここは駐車も宿泊も禁止でーす」ってな感じで交通整理…もとい物理的に押し流しているのである。
わざわざマッサージやらなくても、足のつま先を上下にクイクイっと動かしてあげるとか、足の位置を高くして寝たり、歩く時に颯爽と歩いてみたりするだけでも変わってくるのである。
それも面倒なら来ればいいのである。15分1620円(税込)で、集中的に脚のリンパを流そう。今やってるのはそんなオイルマッサージ。
~余談~
お客様「あれから体が楽になったんです~、オイルが乾燥肌に効いたみたいで!」
あ、そっち?