お腹の話。
おはようございま。HIROである。昨日は忙しかったのでサボっちまった。
気を取り直していこう。今日の日記。
最近聞かれることがある。「オイル、温めてるんですか?」
温めてない。常温である。しいていえば、私のてのひらで温めている。
そもそも、平熱が37度と高い上、人の体に触れていれば相乗効果でより温まる。
けがの手当て、に使われる「手当て」というのも、ほんとに「手を当てる」ところからきているようだし。確かに、お腹が痛いときに手を当てて温めると、だいぶ良くなってくるという経験がある。プラシーボもあるのかもしれないが。
さて、昨日のお客様の中に、慢性的な便秘の方がいる。ヨーグルトは毎日。海藻も食べ、水分はコップ二杯分の水を朝、昼、晩、寝る前と4回。どうしてもつらい時だけ処方された薬を飲むのだそう。それでも溜まりやすく、一週間も出なければ腹痛が襲ってくるのだとか。私にはそういう経験は無いものの、出さなくてはいけない老廃物や毒素のかたまりがお腹の中に溜まる辛さというのは、想像するだけで腹を押さえてのたうち回りたくなるような痛みだろうかと思う。
そんなこの方のために、腸マッサージをした。オイルを薄く塗布し、てのひらをへそ周りに当て、力を入れてゆっくりと円を描く。そのあと、両親指でへそを左右に広げるようにして、わき腹に流す。これを数回。便秘だけでなく、お腹を下しやすい人にもいい。腸内環境は改善が難しい上、デリケートである。緊張したり、ストレスを溜めていたりするだけで、まともに働けないのである。
これなら一人でもできるし、気になる人はやってみたらどうだろう。マッサージオイルでなくても、ベビーオイルやボディクリームで代用可能である。コツは、なるべくゆっくり手を動かすことと、好きな音楽をかけたりアロマをたいたりしてリラックスして行うこと。より効果が得られる。
病は気から、というが、まさにその通りだなぁと思う。
だから私はのほほんと生きているのかもしれない。
~余談~
お客様「やっぱ勉強とかしてるの?」
H「してますよ。北斗の拳とか読んで」
お客様「それ俺『ひでぶ!』とか『あべし!』とかになっちゃわないですよね?」
あら塩はいい。漬物にも使えるし。
さて、天気はいいけど夜は寒い。そんな毎日を皆様はいかがお過ごしですかな?
この時期マスクをしている人を見ると、風邪かな?なんて思うのである。
ほんとに風邪を引いている人、風邪予防の人、顔の寒さ対策のための人、声優さんや歌手とか声が仕事道具の人、すっぴんの人、肌が荒れてる人、知り合いに会いたくない人、ただの習慣と化してる人…ああ、マスクをするっていろんな理由があるのかもしれん。
今日はなんとなくマッサージとメンタルについて書いてみる。
体をほぐすマッサージにメンタルなんか関係ないじゃん?と思われるかもしれないが、なんとなく因果関係はあるような気がするのである。というのも、基本的にみんな、いつマッサージしたいのか?と聞くと、「肩がこってる」「疲れた」などなどある意味「今この状態が続くとしたら辛いから」来るのである。
肉体的に疲れてるだけなら別にそれほど深刻でもない。旅行好きが4泊5日でヨーロッパに行ってクタクタだとか、ゴルフ好きが朝からラウンド決めたあとに打ちっぱなしでクタクタだろうか、それは「良い疲労」である。こんなときは、お客様も上機嫌で饒舌で、終始楽しい雰囲気が出ている。
対し、精神的なものというのが厄介なのである。旅行嫌いが仕方なしに付き合わされた1泊2日の国内旅行だとか、早起きが苦手なのに嫌々付き合わされたゴルフのラウンドだったりもあるが、やはり大多数は仕事。悩みがあったりするともう大変。どよ~んという擬音がぴったりくるほど落ち込んでいたり、さらに家では恋人や夫婦でケンカしてムシャクシャしながらご来店…なんてこともチラホラ。なかには「疲れてるのに眠れない。布団に入っても考え込んじゃって眠れず、結局実質1時間しか眠れなかった」とフラフラのお客様もいる。
そういう「負の感情」に触れることも多いのである。っていうかそっちの方が多い。するとマッサージ師は「もらって」しまうのである。ただでさえ不特定多数の人物の体に触れている上、マイナス感情の人物と、狭いスペースで2人で過ごすことになってしまうわけ。だから当てられて不機嫌になるマッサージ師や病んでいるセラピストというのが出てくる。
ところがセラピスト側が病んでいると、今度はそれをお客様にうつしてしまうのである。お客様側からしたら、「ほぐれたんだけどなんだかすっきりしない…」という非常にビミョーな気分を味わうハメになる。
だからこちら側が気分もメンタルもフラットに保つということは、私としてはかなり重要視している。もちろん私も人間である。怒ったりイライラしたり落ち込んだりすることはやっぱりあるし、「今日機嫌悪いんで仕事休みます」なんて通用するわけがない。「じゃあ、どうするんですか?」って聞かれることもある。
私の場合は「それはそれで、これはこれ」である。つまり、関係ないとこには持っていかない。昨日ゴミ出し忘れてイラっときたことはお客様には何の関係も無いわけである。負の感情は、ポリバケツに放り込んで蓋をするのである。
さらに、趣味に没頭する。といっても私の趣味はキックボクシング。ジムに行ってサンドバックを叩いておけばよし。事務員時代はよくサンドバックを嫌いな上司だと思って叩いたり蹴ったりしたものである。そうして蓋をしたポリバケツに火をつけて燃やしてしまうのである。
で、家に帰ったらあら塩で手を清める。気休めかもしれないけど、おまじないみたいなものだと思って。終わったらはい、清めたから消~えたっ。アイス食べよ…って感じで勝手に「消えたと思いこむ」。思い込めばなんとかなるっしょ、ってな具合。
書いてみるとわりとたいしたことしてないな、なんか…でも最近そーんなにイライラすることもないし。
周りから見て、「HIROさんっていつも上機嫌ですよね」って思われてたらいいなと思う。
~余談~
カゴメ「にんじんジュース」これ美味いな。
ストレスは最強の元凶、この状況戦々恐々
おはよう。今日はなかなかいい天気である。
頭がぼーっとするため、コーヒーを飲みながら書いている。
さて、最近マッサージにきたお客様のこと。
この方、とにかくひどい。何がひどいって人間じゃねぇってほどの鉄壁の肩、背中、脚を持つ。この仕事ももう5年くらいやっているんだが、間違いなく最強クラスに位置づけられるだろう。
このマッサージ屋は、ジムの隣に併設されているのである。みんな来れるがジム生だけちょこっと割引しますよ、という感じなわけで、発信自体がジムだったため圧倒的にお客様はジム生が多い。そんな中この人だけはジム生ではない貴重な一般客様である。
ただ、とんでもなく硬い。腱鞘炎の予感がする程に硬い。どんなにどんなにほぐしてもなかなか柔らかくならない。もーほんとなかなか落ちない女みたいである。そこで、それとなく聞いてみるんである。意識してない悪い習慣があったりするんでね。といってもだいたいは「基本的なことがおろそかになっている」ケースが大多数。
その代表的なものが
- 睡眠不足
- 偏食
- ストレス過多
である。いや、書いといてなんだけどあったりまえすぎる。
でもみんな発端てここなんですわ。しかも「わかっていて改善しにくい」部分でもある。しかもどれもじわっとくる。じわっとくるからみんな言うのは「疲れてるし体も辛いかもしれないけどこれが普通だから正直そんなに疲れを感じない」んだってさ。
明確に肩がこった!疲れた!脚が辛い!って言ってくる人はまだいい。なんというか「肩こってるって言われるんだけどさぁ、肩こってるってどういう状態なんだかよくわからないんだよねぇ」と言ってる人の肩は、だいたいガチガチである。ちりも積もればなんとやら、だろうか。
とはいえ、肩こりなんてデスクワークなんだからしょうがないじゃん!と思われそうだが、デスクワークじゃないけど肩こりのひどい人物というのは結構いる。だってデスクワークじゃなくてもスマホとかタブレットは持ってるもん。というか元事務員で現在も在宅PC仕事なんだから死ぬほどよくわかってるよ、それ。
じゃーどうすればいいんじゃ!って、そこで見直そう生活習慣、である。寝てない、外食ばっか、飲みも多いよ~ん♪じゃそりゃ体も悲鳴上げるってば。
でも、睡眠不足?7~8時間かけて寝てますよ。お酒嫌いなんでほとんど飲まないですね。自炊しますし野菜好きなんで食べてます、お風呂も浸かってますよって人もいる。
そこまでいくともう考えられるのはクソ嫌な奴周りにいません?だ。
ストレスの多くは人間関係だろう。というか睡眠も食生活も凌駕するくらいこれ厄介なのな。せっかくの良い習慣がこれ一つで見事パァ。しかもただの友人関係なら切ればいいけど仕事仲間やお客様となりゃなおのこと。それに、比較的人間関係に恵まれていたとしてもストレスは溜まっていく。
で、見解として思うのが悪いのは多分ストレス自体ではない。そのストレスによって引き起こされるマイナス感情ではないかと。
怒り、嫉妬、落ち込み、イライラの感情を常に持ってるんじゃないか?と。実際そういう人は愚痴っぽいか、超絶無口。それは別にいい。なんというか、マッサージは心のケアでもある。
だから、マッサージ中は王様、お姫様、お殿様、女王様、ご主人様、マダム、お嬢様になって欲しい。「あーそこ、もっと強く。そこはイヤ。もっと上まで。あ、黙ってて、半分寝たいから」くらいワガママでいいのである。私に対する気遣いなんぞ要らん。(あ、ルールは守ってね。)
ストレスごと解きほぐしたい。そんなことを考えるマッサージ師もいる。
~余談~
F「機種変したんや、ちょっとスピーカー確かめるから叫んでくれへん?」
H「いぇぇぇぇぇぇーーーーい!空前絶後のぉぉぉ!超絶怒涛のぉぉぉ!」
F「オッケーや」
モテるために必要なのは、誠実さとコントロール力~後編~
続き。
F「んでもう一つが〔コントロール力〕やねん」
H「コントロール力?」
コントロール【control】. 制御すること。統制。管理。調節。「体重を—する」せ. い-ぎょ【制御・制馭・制禦】. ①相手が自由勝手にするのをおさえて自分の思うように. 支配すること。統御。 ②機械や設備が目的通り作動するように操作すること。 「自動制御」. (広辞苑)
F「コントロールできない奴のことを考えてみたらいい。例えば掃除するのもコントロールや」
なるほど。確かに掃除や洗濯など、清潔感を保つという身の回りのコントロール。収入と支出のバランスを考えて無駄遣いを減らすお金のコントロール。仕事をこなす時間と量を把握して過不足なく行う仕事のコントロール。気分がマイナスの時でも平静さを保つ感情のコントロール。食べる物や運動量に気を配って保つ健康のコントロール…
これができないとつまり、掃除も洗濯もやらないからゴミ溜めの中で汚い服を着て暮らし、無駄遣いばかりでお金も無く、仕事もできない量を抱え、不機嫌になるたびに周りにどなり散らし、太っていてしょっちゅう風邪を引いているような…
モテるわけねーわ。無理無理。
F「大事やろ」
H「だな」
ああ。全く。でもここで一つ。
H「なぁ、本当に外見は要らないのか?正直低身長と不細工はどーやっても不利なんだと思うんだが…」
F「外見なんて料理でいう盛りつけみたいなもんや」
うん。料理は味。イケメンや美人は「美味しそうに盛りつけられた料理」である。外見が良ければ性格だって良いはずだ、なんてのは言い換えれば「これほど美しい盛りつけを施された料理がマズいとは思えない」からだ。
残念ながら味激マズ!な人間もいるはいるけど。
H「だから誠実さとコントロール力か。えーでもさー、それだと〔掃除したくないからしない〕って奴誠実になっちゃわないか?」
F「〔誠実〕と〔わがままを突き通す〕ことは違うで…嫌やけどやるわ、やらないかんしってのはええ。ただそれを『俺ほんとは掃除好きやねんで』って偽ったら不誠実や」
誠実とコントロールを両立か。そしてまたこのフレーズも、のちのちまで脳に刻まれることになるのである。
H「これで顔がイケメンだったら最強だな」
F「でもな、女性の場合はどんなに世間一般でイケメンとかけ離れていると言われているような顔であってもほぼ必ずタイプだと言ってくる場合が多いねん。皆が〔誰かにとってのイケメン〕や」
うん。そういえば私の友達も「なんで?」っていうのがタイプだったりするしなぁ。
別にモテなくてもいいし…ってんならいいんだろうが、一生のうち三回来るといわれているモテ期。
一回目のモテ期いつ来んのかなって思ってることだし、やってみるか。
~余談~
某男「でもさー、男のいうカワイイ子ってのはだいたい間違いなくカワイイ子だよなっw」
H「ああ、男の場合そろいもそろって〔無印良品みてーな女〕をカワイイとかいうよね。飾り気のないイモ臭い感じの女」
某男「あ うん…」
モテるために必要なのは、誠実さとコントロール力~前編~
やぁやぁ。HIROでやんす。
さっきお客様においしそーなGODIVAのチョコレートを貰った。ありがとうございます。甘いものに目がなくてもう(´ω´*)
今日は例のフミとの会話シリーズである。
F「モテるためには二つの要素があればいい」
ズズっ…とコーヒーをすする音がアイフォンからもれる。
H「二つでいいのか」
白いフローリングに落ちている髪の毛を一本、つまんでゴミ箱に放り込みながら聞き返す。
F「何やと思う?」
ニカっと笑う顔が目に浮かぶ。今きっとこんな顔してんだろうな。
頭使ってみろってことか。
H「あー…それ、誰でもできることか?」
F「できるで」
間髪いれずに返される。
ってことは、別に顔が良いだの高身長だのは無関係ということか。
前に話をしたことを思い出す。
H「…誠実さ、だったか…それか?」
F「そうや」ぎぃ、と椅子がきしむ音が聞こえる。
F「誠実さ、というのは〔思考、言動、行動の一致〕や」
H「うん?じゃラーメン食べたいなーって思って『俺ラーメン食べに行くわ―』って言ってラーメン食ってる奴は誠実なのか?」
F「何やその例え…まぁ、そうやろ。どこにも嘘がないわけやし」
H「うんまーそうだね。じゃぁ『君かわいいねー、付き合いたいなー』とかを全く何とも思ってない子に言うのは不誠実?」
F「それはそうや。だって本人はその子のこと何とも思ってへんのやから。齟齬あるやろ」
嘘をつくな、ということか?
H「でもさフミ。それだと世の中生きにくくならないか?不細工に不細工とか、『私お前のこと全然タイプじゃねーわー付き合うとか無ー理ーw』『お前とはヤれたらいいんだー俺』とか言ってたら大変になんないか、それ」
F「あの…正直と馬鹿正直は違うねん…別にいいんやで、思ってるからって口に出さんでも。俺やったら〔行動で言う〕わ」
おおなるほど。不一致がいけないだけで欠けてる分には別にいいのか。
確かに人間は言葉vs行動なら、行動での嘘はつきにくい。言うよりやる方が労力を使う。よくあるアレだな、「今度一緒にゴハン行きましょうよー(*^^*)」の実現率が低いようなもん。
その場のノリと社交辞令で、相手には良い気分にさせてはおきたいが、実際のところ、かったるいしめんどくさいので行きたくはない。のである。
そのため悲しいかな、ゴハンに誘うラインをしたところで既読無視なのである。
そんな!じゃぁその気がないのにゴハン行きましょうよ、なんて言ってくるな!!と思いたいところだが。
ズバリ言えば読めよ。社交辞令だってことくらい。である。
経験値積めばわかるだろ。実現したらめっけもん、くらいに考えといた方が気が楽なんじゃないかと。
だが、「誠実さ」を意識し始めると、なかなか嘘がつけなくなるのである。
私だって人には良い思いをさせておきたい。その方が自分の人生にもメリットは大きいからな。だが、「また会いましょうねー」だとか、お店にも「また来ますね!」とか、非常に言いにくくなった。確信した時だけ言う。で、実際行くし会う。し、意外と人は、「本音の方が納得するし、怒らない」。
あ「あ、すみません忘れてました。今やります」
べ「あ、すみません忙しくてできなかったんですけど今やろうと思ってました」
「べ」の方、すっげガキくさくないか?
なんかだいぶそれた気もするけどもとりあえず誠実さはモテる要素として要るってのはわかった。
F「んでもう一つが〔コントロール力〕やねん」
後編へ続く
~余談~
今日マウス家に忘れてきちゃったからちょっと不便。
オイルマッサージってさー、何がいいの?
今日はよく晴れている。気温は低いけど。
雪国の出身ではあるが、実は寒いのが苦手である。
えぇ~雪国の出身なのに?とつっこまれそうだが…
苦手は苦手。慣れと苦手は違う。確かにここ神奈川ではあまり雪は降らないけど、身を切るようなドライな冷たさは別物。でも慣れはあるようなので、ヒートテックだのセーターだのを着こむと暑い。少し歩くだけで汗が出る。
お客様にも下着、ヒートテック、シャツ、セーター、パーカー、コート…と真冬はマトリョーシカかよ!って突っ込みたい人も多々。洋服入れのカゴがてんこもりなんである。
さて、今日はマッサージについて。
私はそもそもどういうマッサージをしているのか?というと、オイルマッサージなのである。
うつぶせに寝てもらい、脚や背中、肩、腕などなどにオイルを薄く塗布し、押すのではなくリンパを流すマッサージ。
「マッサージ」と聞くと、白衣を着たおねーさんが親指でぐいぐい…というのをイメージすると思うが、その「親指でぐいぐい」のせいで、揉み返しに苦しむ人もいる。
強い力で筋繊維を傷つけてしまうことね。そりゃそうだ。人間は意外と壊れやすい。
オイルマッサージの良さっていうのは、先も言った通り「押すのではなく、流す」のである。点ではなく面でやる。面の方が強い力をかけてもダメージを与えにくい。それこそが「すっきりするのに痛くない」マッサージを生み出せるのである。
ちなみにリンパってよく聞くけどなんやねん、って人のために簡単に言うと、リンパは血管同様に全身にめぐらされているもの。ただし、酸素を運ぶ血液と違ってリンパが運ぶのは老廃物。血液の方は心臓がポンプの働きをして頑張ってくれてるから、全身をめぐるのに約40秒~1分。対してリンパは筋肉と連動するし、ポンプ役の心臓もいないから12時間とかかかる。筋肉の動いてないタイプの人はもーっとかかる。心臓と違って停滞しても死にはしないし。
必然的に立ちっぱなし、座りっぱなしみたいな仕事人はこいつに悩まされる。お客様も大体どっちか。なら「動き回る」仕事は?運動になりませんかね、へへ…と聞いてきた営業さん。「手を振って、歩幅を大きめにして、常に姿勢よく」なら運動になるけど、やってない人の方が多いんじゃ?
停滞したリンパは頑張って戻ろうとかしないのである。お盆のUターンラッシュみたいに渋滞しちゃってるのである。でも人間なら仕事があるし…って片側交互通行だろうが5キロの渋滞だろうが、なんとかどうにか時間かけてでも帰ってくるが、リンパくんは不真面目だ。
「通れないからここで休んじゃおーぜー」ってな具合にそこにいついてしまう。これが「むくみ」の原因。
そこを私が「はーいそこで立ち止まらないでくださーい、ここは駐車も宿泊も禁止でーす」ってな感じで交通整理…もとい物理的に押し流しているのである。
わざわざマッサージやらなくても、足のつま先を上下にクイクイっと動かしてあげるとか、足の位置を高くして寝たり、歩く時に颯爽と歩いてみたりするだけでも変わってくるのである。
それも面倒なら来ればいいのである。15分1620円(税込)で、集中的に脚のリンパを流そう。今やってるのはそんなオイルマッサージ。
~余談~
お客様「あれから体が楽になったんです~、オイルが乾燥肌に効いたみたいで!」
あ、そっち?
請求書とゴミは脅威?
今日はマッサージ関連とは外れることを書いてみる。
実はマッサージ師以外にも、在宅でデータ入力の仕事をしている。この仕事相手フミ(仮名:以下F)と、よくライン通話で話をすることが多い。当然仕事関連の話もするのだが、仕事外のことも教えてもらうことがちょくちょくある。その中の一つがタイトル通り。
F「請求書とゴミは脅威やねん」
H「あー?きょーい?」
頭の中で〈胸囲〉と変換されて、思わず自分の貧弱可愛らしいバストを連想。は置いといて。
請求書はわからんでもない。光熱費だろうが税金だろうが、どのみち放置していいものではないのはわかる。だが…ゴミはゴミだろう?生ゴミや粗大ゴミならとは思うが、脅威と言うには少し大げさな気もする。
F「あのな、ゴミは要らないものやろ?〔要らないものを所持している〕ということは、それイコール〔コストがかかる〕んや。必要ないものにコストをかけていることになってしまう」
確かにゴミは大なり小なり場所を取る。その場所は家賃を払っている私の部屋。ゴミの分も家賃を払ってしまっていることになる。
F「だから〔脅威〕やねん。目の前にあったら一刻も早く処理しなきゃあかん」
ほう。ならば。
H「じゃぁさ、フミ?モノに限らず人間もか?たまにいる〔嫌な友達や冷めた恋人と別れられない、縁切れない〕的な奴も」
F「要らない人間関係切れないのも同じや。捨てたらもう作り上げられないから捨てられへんのやろ。嫌な思いしてまで会うなんて時間の無駄や。時間はコストや」
H「作り上げられない?」
F「受身やからそうやねん。自分から動いて勝ち取った奴と棚ぼたの奴の違いや。前者やったらいくらでも作ったったらええねん。だから手放すことに躊躇がない」
そういえばフミの部屋は綺麗である。フミがそういうのなら…と苦手な掃除と片付けをやるようにしてみた。私は片付けが苦手。掃除もあまり好きではない。だからこそ、物が多くてクイックルワイパーのかけにくい部屋が嫌いなのである。サボらずやるようになったきっかけというのが、一念発起してさぁやるぞ!ではなく、ただ単に頭の中に妙にこびりついたこのフレーズ「請求書とゴミは脅威」ただこれだけ。
そうすると不思議と脅威という言葉によって、ゴミを家に置いておくことに軽い恐怖心を感じるようになるのである。ゴミ袋は常にまとめ、ちんまりと玄関にいるようになった。おかげか最近ちょっと気持ちがすっきりしている。劇的に変わった!とか良いことづくめ!とか、みんなが喜びそうなフレーズじゃないけど、ちょっとだけ気持ちが変化してるのである。
~余談~
H「最近腰痛くてな…」
F「マッサージ師やのに」
H「マッサージ師だから、だ」